今朝妻に対してフィードフォワードをしていたら妻が突然泣き出してしまいました。
『やばい!また地雷を踏んでしまった!?』
泣き崩れる妻を前にして私はオロオロしてしまいました。
こんな時は一体どのようにしたら良いのでしょうか?
本日はフィードフォワードをしていて、パートナーに嫌がられたときの対処法についてお話しします。
フィードフォワードとは?意味や定義は?
最近我が家ではフィードフォワードをやっています。
フィードフォワードとは「意識を未来に向けさせることによりその人の能力を開花させ幸せに導いていく技術」のことです。
CEOコーチングの久野和禎(ひさのかずよし)さんが提唱されています。
私が読んだのはこちらの本です。
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フィードフォワードのやり方は簡単です。
一般的に話し合いというものは『過去や現状』から考え始めます。
それに対してフィードフォワードは『未来から』考えます。
それが『あなたはこれからどうしたいの?』の一言です。
あなたはどうしたいの?
この一言で相手は意識が未来に向くようになり、自然と自分の課題を発見し、改善していく事が出来ます。
私はこの本を読んで身近な人に対して積極的にフィードフォワードをしています。
我が家でも妻に対して、または子供たちに対してフィードフォワードを頻繁に行っています。
そんな中でのひとこまです。
妻は次のように言いました。
『あなたは何もしていない!』と私に言いたいの!?
『もっと働け!』と責められているように感じる!
妻は大粒の涙を目にためています。
私は慌てて訂正しました。
そう言う意味ではないよ!
お金が足りないのは確かだよね。
でも『お金が足りない!足りない!』と言っているだけでは何も状況は変わらないよね。
だから『お金を稼ぐ方法は必ずあるから、それを一緒に探そうね!』と言っているんだよ!
あなたならもっと何か出来るよ!
だから一緒に探そうよ!
実際に私の意識に『もっと働いてほしい!』と言うものはありませんでした。
しかし、妻がそのように感じてしまったのだから仕方ありませんね。
その日は仕事をしながら、ずっとこの問題について考えていました。
君にも何か出来るはずだ!
もっと輝くことができるはずだ!
それを探しに行こうよ!
確かあと100万円ぐらい欲しいと言っていたな。
娘が私立大学を受験するのに100万ぐらいかかるって話だったな。
私立大学を受験することができたら子供の将来の夢を後押しできるんじゃないかと考えてのことだろう。
可能性が広がるからそうしてあげたいという意味に違いない。
しかし、そもそも私立大学に入れたからといって彼女が自分の夢を叶えられるとは限らない。
私大受験と夢実現は全く別の次元の話だ。
私大受験は手段であって、夢の実現は目的だ。
夢実現のための手段は他にもあるかも知れない。
夢を実現させたいなら、夢を実現することができるように道を整えてやる必要があると思うな。
だいたいこんな考えが湧いてきました。
それで自分の考えに問題がないことを確認しました。
まず『自分自身にOKを出す!』のがとても重要です。
これは何事においても言えることです。
少し上手く行かなかった時に『私が悪いのだ!』と考えてしまうと物事の本質を見誤ります。
私自身過去そのような傾向があったので注意しています。
妻と話しして気まずくなるとすぐに『このことはもう言わないようにしよう!』とあきらめていたのです。
しかしそれで納得出来るのかと言えば、全然納得出来ないのです。
時間がたてばまた同じような事を言って妻を怒らせてしまうのです。
自分にOKを出した上で『じゃあ、何が問題なのかな?』と考えるようにしています。
今回もまず自分にOKを出したから、上記のような考えをすることが出来ましたし、さらに次の点に気付くことが出来ました。
待つことじゃないか?
フィードフォワードのやり方の中に『相手を無理に変えようとしてはいけない!』という大前提があります。
これを思い出したのです。
今回妻を泣かせてしまった問題点はこれだと思いました。
私の中に『経済的に豊かになりたいのなら、あなたももっと動いたら?あなたは何もしていないよね!』という意識があったと思います。
しかしそれは妻の中で具体的に『〇〇したい!』とまではまだ思考が練れていないことを表しています。
なるほど私は『妻がその気にあるまで待つ!』必要があるのですね。
フィードフォワードの反応が良くない時の考え方はこれ!
このようにパートナーの反応がいまいちな時はどうしたら良いのでしょうか?
CEOコーチングの久野さんも次のようにおっしゃっています。
待つことですよ!
『どうしたら待てるようになりますか?』という質問をよく受けます。
そんな時は『ただ待つだけです!』と答えています。
『人は自分の有能さを確認したがる生き物』なのだそうです。
私も妻に対して『自分の有能さを証明したい衝動』を抱えていたのかも知れませんね。
『自分も早く変わりたい!』と思っているのに、なかなか変われなくてイライラしていたのかも知れません。
で、翌日妻にもう一度話してみました。
『昨日のことだけどさ~!』
するとこんな反応が返ってきました。
あ~!忘れとったわ~!
昨日のことはもう忘れているようでした。
ひとまず良かった!
自分の考えを押し付けるようなことは控えて、妻が自然に動き出すのを気長に待とうと思いました。
まとめ
本日は家族に対してフィードフォワードをしていて妻が泣き出した時の対処法についてお話しました。
フィードフォワードの根幹に『無理に相手を変えようとするのはNG!』というものがあるので、気長に待つのが最善の策のようです。
今は自分自身に対して『あなたはどうしたいの?』とフィードフォワードをしています。
え~っと!私は語学を勉強して来年に行われる東京オリンピックの通訳として活躍しています。
語学は英語、スペイン語、韓国語、中国語の4か国語を同時に学びます。
その方法とはUZAWA式英語習得法です。
ほんの2~3日前に始めたことなので、自分がどんな風に変わっていくのかとても楽しみにしています。
自分自信をフィードフォワードをして『フィードフォワードって凄いね!』と妻に感じてもらえたら嬉しいかな!
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